EAの自動売買はVPSを活用した方が良い理由

FXで自動売買を行うためには、24時間稼働可能なPCを用意する必要があります。

今回は、そのPCを用意するための手段の一つであるVPSについてご紹介します。

スポンサーリンク

VPSとは?

VPSとは Virtual Private Server の略です。
VPSを契約すると、自分専用のPC環境がクラウド上に用意され、すぐにPCを使い始めることができます。

インフラの管理が不要

自宅で24時間稼働できるPCを用意することは意外とハードルが高いです。
安いPCを買って稼働させっぱなしにする方法でもEAを稼働させる事はできますが、
置き場所、電気代、排熱対策、停電対応、経年劣化での買い替え等、色々考慮しなければならない課題がありますので、
気軽に始めたい場合はVPSを契約した方が圧倒的に管理負荷が低く、かつ速く準備できます。

立地上の優位性

殊、海外FXでトレードする場合はVPSの利用が必須になりますが、その理由はVPSの「立地」です。

XMの取引サーバーはイギリス国内にあるようですが(※)、仮にこの取引サーバーに対して

A.日本国内に設置したPCから注文を発行する
B.イギリスに設置したPCから注文を発行する

場合、どちらが速く注文が受け付けられるでしょうか?

 

実際にA,Bの環境から取引サーバーまでの通信速度を測ってみると・・・

A: 約 253 ms (0.253秒)
B: 約     6 ms (0.006秒)

という結果になりました。

※ ログを見ると Access Server UK という表記があります
2019.04.28 05:18:52.514	Network	'nnnnnnn': authorized on XMTrading-MT5 through Access Server UK (ping: 6.59 ms)

 

このタイムラグによって、意図したレートで約定できないという問題は十分に起こるため、
やはりPCを設置する環境はBの方が望ましいことになります。

つまり、 VPSをイギリス国内設置環境で契約し、イギリス国内にあるXM取引サーバーと取引ができれば
ネットワーク上の遅延は大きくリスクにならないことになり、
あとは日本国内に設置した自分の作業PCや、場合によってはスマホからVPSへアクセスし
必要な設定を行えば良いことになります。

VPSを手配する

費用はどのくらいかかる?

契約する際のPCスペック(CPU, メモリ等)によって価格が上下しますが、
EAを安定的に稼働させられる程度のスペックでみた場合、相場だと2,000円/月間 前後くらいになるかと思いますが、

今回ご紹介する方法の場合、条件を満たせば、イギリス国内にVPSを設置する方法で、かつほぼ無料でVPS環境を維持することができます。

※この手法の場合、少々PCスペック的に物足りない気もしますが、コストをかけずにスタートできるというメリットを重視しました。

※日本のブロガーの方の中には、アフィリエイト目的で日本のVPSを紹介されるケースもありますが
前述の理由から不利な条件でトレードすることになることもありますのでご注意下さい。
特にスキャルピングなど、僅かなレート変動が損益に直結するようなトレードをする場合は環境も慎重に選んだ方が良いです。

どこで契約できる?

XM会員ページからVPS申込ができます。

尚、VPSサービス自体は、外部企業であるBeeks Financial Cloudが運営しています。

同社は個人トレーダー向けのVPSサービスを中心に事業を行っており、ロンドン、ニューヨーク、東京にデータセンターを保有していることから、
XMの取引サーバーのあるイギリスとの立地面でも相性が良いです。

XM以外にも、多くの証券会社向けにVPS環境を提供していることから、実績の豊富さが伺えます。

本来は 28ドル/月間かかるサービスですが、条件を満たすことで無料枠を利用することができるようになります。

無料で継続利用可能な条件とは?

お客様が取引口座に最低5000USD或いは相当額の残高(有効証拠金-クレジット)をお持ちであり
過去30日の間に5ラウンドターンロットもしくは500ラウンドターンマイクロロットの最低取引量(FX、ゴールド或いはシルバー)を行った場合、VPSサービスは無料でご利用頂けます。
無料VPSサービスのご利用にあたり、ナジメールアドレスでご登録された他の取引口座も合算して計算致します。

・5000USD(約600,000円)の口座残高
・月間 5Lot(=50万通貨)分の取引

の条件を満たせば良いことになります。

複数口座に分散していても良いため、 口座残高としては無理がない資金量と考えられます。

また、月間取引量に関しては、ここは稼働させるEA次第にはなると思いますが、
現在筆者が運用している自作EAの場合、約20日で 8.39Lotでした。

取引量はレート変動の状況次第なのですが、まだ稼働しているEAが1本の状態であっても十分クリアできそうなラインでした。

ただ、初回の費用発生タイミングは契約した日時点となりますので、初月に関してはどう頑張っても費用が発生してしまいそうです。

この場合、個別に支払手続をするのではなく、XMの口座残高から利用料金(28ドル)が引き落とされます。
個別に手続をしないで良いところはありがたいですね。

スポンサーリンク

まとめ

VPSであれば、必ずしも上記で運用せずともFX取引は出来ますが、
無料枠を効率よく利用し、原価を抑えながら有利な条件でトレードするための一つの手段としてご紹介させて頂きました。

VPSのログイン方法や基本設定手順は別の記事でご紹介したいと思います。

 

関連記事

スポンサーリンク
おすすめの記事