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今回はMT5の自動売買ツールであるEA(Expert Advisor)の配置手順をご紹介します。
EAとは自動売買ツールの総称であり、実際の売買ツールは実行ファイル形式(.ex5)で提供されます。
今回は、 Helios.ex5 という自動売買ツールを例にご紹介します。
EA自動インストーラを作成しました(Helios Ver 4.x 以降)
設定手順簡略化のための自動化ツールをご用意しました。
EAを配置する
- MT5を起動します。
- 「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
- 「MQL5」のフォルダに入ります。
- 「Experts」フォルダ直下に「Helios.ex5」を配置します。
- 「Libraries」フォルダ直下に「Auth.dll」「cpprest140_2_9.dll」を配置します。
- 「ツール」→「オプション」をクリックします。
- 「エキスパートアドバイザ」タブの「DLLの使用を許可する(信頼できるアプリケーションのみで有効)」にチェックを入れます。
ヒント・プロファイルが変更されたら自動売買を停止する
・チャートの銘柄または時間足が変更されたら自動売買を停止する
にチェックを入れておくと、予期しない操作をしてしまった場合のトラブルを防止することができます。
EAを起動する
※以下の操作をもって、実際に自動売買が開始されます。
事前にバックテストの実施、及びデモ口座でのフォワードテストを行った上で本番へ適用するようにして下さい。
- 現在ログインしている口座を確認します。
※初めて実施される場合は、まずはデモ口座で以下の操作を行って下さい。 - 自動売買を実行したい通貨ペア、時間足を決め、該当チャートを開きます。
- 「ナビゲータ」ウインドウのエキスパートアドバイザ(EA)から、実行したいツール選択し、先程開いたチャートにドラッグ&ドロップします。
- 「インプット」タブを開き、EAの実行条件になるパラメータ値を設定します。
ヒント
EAのパラメータを調整した場合、その状態を保存しておくと後から再利用ができます。
PCが意図せず再起動してしまった場合や、MT5を再起動した場合、
EAを再配置するとパラメータはデフォルト値に戻ってしまうため、
事前に実行パラメータを保存しておくと良いです。 - OKボタンをクリックすると自動売買が開始されます。